中島正先生の著作を参考にさせて戴き、自分なりの養鶏をしてきました。
はじめは出来そうな気がしていましたが、少しずつ難しさと大変さが分かり今は悪戦苦闘が続いています。
100パーセント手作り餌を与えることでは醗酵飼料を作ることや生餌等の食材集めが大変で、又、放し飼いにして雑草をたべさせる為には外敵から守るしっかりとした鶏舎やフェンスを作らねばならず、絵と染色しか経験のない自分は失敗ばかり、友人知人の協力で何とかかんとか・・・・・ 相手が生き物である事の難しさと自分の無能さをしっかり思い知らされました。
この5年間、自給自足を目標にして農業、養鶏を経験し、これを本業とされてきた皆さんの苦労や苦悩を少しは理解できた気がしています。
今年で60歳になり、体力的に苦しい時もありますが、くじけずに今後も養鶏農家を続けていきたいと考えています。
平成24年4月
村上淳二
一年中少しずつ味が違うかもしれません。
餌は毎日が日替わりで、その日その日、手に入る季節の生野菜や果物を使用しているためです。
米が主食ですが、新米古米の違いも多少あるかもしれません。
放し飼いでは餌の取り合いもあり、どうしても強い鶏が餌を先に食べてしまいます。また、鶏により好き嫌いもある様で中々一定の卵作りができません。卵の大きさや殻の硬さにムラがある事は自分の経験不足のせいかもしれず悩むところです。
エレンギの土(おがくずやヌカ等)を自然発酵させた物を中心に、竹粉を発酵させた物、腐葉土等を飼料に混ぜて 弱アルカリ性の餌にしています。
発酵飼料作りの過程については「こだわりの飼育」のページもご覧下さい。
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村上 淳二 |