村上 淳二 略歴 | Murakami Jyunji profile

1951 島根県益田市に生まれる
1969 京都にて染色を志し、墨絵を学ぶ。また、ボカシ染め・ローケツ染めを学ぶ
1974 日本画デッサンを学び、植物等のスケッチや彩色を始める
1978 染色家 小松芳和氏に友禅・下絵の指導を受ける
関西美術院洋画研究所にてデッサン・油絵を学ぶ
1983 京都市西京区大原野に工房をつくる
1984 兵庫県芦屋ステーションビルにて「源氏物語より」 「小袖文様」個展を開催
以降、全国の百貨店美術画廊にて個展を開催
2005 なんとか染色の全工程(37工程)を修得
2007 故郷、島根県益田市に工房を移転する
2009 放し飼い自然卵を始める。同時に鶏糞を利用しての無農薬野菜の栽培を始める。
2011 同様に稲作を始める
2012 スケッチなど、染色の準備を始める
 

自給自足を目指しながら、染飾作品を作り続ける

村上淳二の作品世界

京友禅の技法は元来、着物の染色に用いられていましたが

絵画などの作品にも用いることによって、染色の世界を染「飾」という形にしました。

 

下にある作品写真は「ブルーマウンテン」( The Blue Mountains )、村上淳二の代表的な作品(京友禅染め絵画)の一つです。
京友禅ならではの幾層にも折り重なった深い色と、空気の厚みを感じられるような繊細な色使いを堪能できます。

 

この作品は、1996年アトランタ夏季オリンピックの際、現地の美術館で展示され賞を受けました。

その他にも、これまでの作品の一部を「作品展示」ページにてご覧いただけます。

ブルーマウンテン